恋人との同棲に適した賃貸物件とは?

「相手ともっと一緒にいたい。」 「結婚を考えている相手だから、まずは同棲から。」 という気持ちから
同棲に踏みきるカップルも多いのではないでしょうか。
楽しいはずの同棲が、金銭的なことや物件選びでケンカになってしまったというケースも少なくありません。
同棲前にきちんと話し合っておきたいことや、
同棲に適した賃貸物件選びのポイントを簡単にまとめてみました!

♡同棲前に話し合っておくべきこと♡

①初期費用について
契約をすると、敷金・礼金・仲介手数料などの初期費用がかかります。
家賃の1カ月分ずつの金額がかかるといわれているので、家賃前払い分と合わせると、
入居月にかかる費用はだいたい家賃の4カ月分は必要となります。
賃貸物件の場合、火災保険に加入することを求められることが多く、年間で5千円~8千円程度かかります。
初期費用は高額になるので、どちらがどれだけ負担するのかをきちんと話し合っておきましょう。

②家賃の設定
初めての同棲で理想も家賃も高くなりがちですが、ここは冷静に。
一人暮らしの理想的な家賃は、お給料の手取り3割程度に抑えるのがベストだといわれています。
同棲の場合、それぞれの手取りで計算し、合計した金額内で収まるようにしましょう。
また、万が一のことも考え、一人で住むことになっても支払える家賃にしておくことをおすすめします。

③同棲にかかる毎月の支出について
毎月必ず支払わなければならない支出を大まかに計算しておきましょう。
ここでいう毎月かかる支出とは、同棲にかかる支出のことです。
例えば、家賃、共益費、光熱費、水道代、食費、雑消耗品などが考えられます。

④支払い分担について
同棲相手でも、お金のこととなるとなかなか話しづらいものですよね。
それぞれの収入ももちろん違いますし、お互いに気分よくということはなかなか難しいのかもしれません。
しかし、同棲前にきちんと話し合っておかないと後々のトラブルの原因となってしまいます。
例えば、男性の方が収入が多い場合「家賃・共益費」は男性、
「光熱費・水道代・雑消耗品」は女性、
食費は折半といったように決めておくといいかもしれません。

すべてお金の話しになってしまいましたが、とても重要なことなのできちんと同棲前に話し合っておくことをおすすめします。
この他にも、引っ越し費用や家具家電など、同棲を始めるにあたって出費もかさみます。
お互いに気持ちよく同棲生活をスタートするためにも、2人できちんと話し合っておきましょう。

♡彼氏彼女との同棲に適した賃貸物件とは? ♡

物件を選ぶ際、男性と女性では求める条件が違うといわれています。
例えば女性の場合「スーパーが近い」「日当たりがよい」「収納スペースが多い」など、
家事のことを考えて選ぶことが多いようです。また、新築もしくは築年数が浅いところを選ぶ傾向もあります。
男性の場合、「プライベートな部屋が欲しい」「家賃が安いなら多少古くても問題ない」など、
女性に比べると物件へのこだわりがさほどないように思います。

家賃の設定が決まったら、次はどのようなことに気を付けて物件選びをすればよいのでしょうか。
同棲に適した賃貸物件選びの3つのポイントをみてみましょう。

①2人の会社の中間地点辺りで物件を探す
毎日のことなので、通勤時間や通勤手段をよく考え、お互いに無理のないエリアから探すことをおすすめします。
②間取りは1LDKか2DK
2人で暮らす一般的な間取りは、1LDKもしくは2DKだといわれています。
ケンカをした時や趣味に没頭したい時にもちょうどいい間取りのようです。
ある程度のプライベートな空間がある方がうまくいくのかもしれません。
また、将来的に結婚を考えている場合、子供が生まれても問題のない1LDKまたは2LDKの間取りにしてもよいでしょう。
③物件選びは可能な範囲で女性の意見を尊重する
物件選びで意見が分かれた場合、可能な範囲で女性の意見を尊重してみてください。
なぜなら、女性の方が家事をする割合が多く、女性目線で選んだ物件はまず失敗しないといわれているからです。

同棲の物件選びで大切なことは、お互いに歩み寄り譲り合うことです。
これから始まる同棲生活においても同じことがいえるのではないでしょうか。
同棲前にきちんと話し合っておくことで、トラブルのない楽しい同棲生活となることでしょう。

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