初めての「引っ越し」なにから始める?【引っ越しの手順】詳しく解説します!

「引っ越し」をするとき、みなさんは何から始めますか?
引っ越しが初めての方は何から始めればいいのか、どのような手順で準備をするのかわかりませんよね。


そこで今回は、「引っ越しって何から始めればいいの?」と疑問に思っている引っ越しビギナーのための「引っ越しの手順」を解説していこうと思います(^^)

目次

1.初めての「引っ越し」いつ・何から始める?
2.引っ越しの手順は?
  3カ月~1か月前
  [手順1] 引っ越し先を決める
  [手順2] 「入居日」を決める
  [手順3] 「引っ越し日」を決める
  [手順4] 引っ越し業者の手配
  [手順5] 現在住居している賃貸契約の退去日を連絡する
 1週間前
  [手順6] 段ボールをもらう
  [手順7] 荷造り
 引っ越し前日
  [手順8] 電化製品の運搬準備
 引っ越し当日
  [手順9] 搬出後の掃除
  [手順10] 新居のカギを受け取る
  [手順11] 荷物の搬入
  [手順12] ライフラインの手続き・ガスの立ち合い
 引っ越し後
  [手順13] ご近所へのあいさつまわり
  [手順14] 荷物の片付け
  [手順15] 各種住所変更などの手続き
3.まとめ

初めての「引っ越し」いつ・何から始める?

初めての引っ越しをスムーズに進めるには、時間に余裕をもって手順に沿って準備を進めることが大切です。
物件探しや、引っ越し業者の見積などに時間がかかってしまって、引っ越し間際にバタバタ、とならないように、引っ越し予定の3カ月前~遅くても1か月前には手順に沿って準備を始めましょう。

引っ越しって、物件探しから賃貸契約の手続きなど思っていたよりもやることがたくさんあるんです!
引っ越しをスムーズに終えて新しい生活に気持ちを切り替えられるよう、まずは引っ越しの手順を確認しておきましょう。

引っ越しの手順は?

〉〉〉 3か月~1か月前 

[手順1] 引っ越し先を決める

引っ越しは、まずお部屋探しから始めます。
お部屋を探す前に、新しい生活をイメージして自分にあった条件を書きだしましょう。

地 域
例:学校・会社の近く、〇〇駅周辺徒歩5分~10分など

間 取 り
例:1K、1LDK、2LDKなど

家 賃
例:一人暮らしの場合:6万~8万程度、ファミリーの場合:10万~13万程度
(家賃は一般的に収入の3割程度に設定すると無理なく生活することができます。)

築 年 数
例:新築~10年など

※物件探しでは希望の条件にピッタリ合った物件がなかなか見つからないことも!
そんなときのために、自分が譲れない条件から優先順位をつけておくとよいでしょう。

条件を決めたら、いよいよ物件探しです!

物件探しの方法は、
①インターネットの情報サイトで検索
条件に合った物件を見つけたら、その物件を取り扱っている不動産屋さんに問合せをしてから内見予約をして実際にお部屋を見にいきましょう。

②直接不動産屋さんに行って条件にあった物件を紹介してもらう
住みたい土地・駅前にある不動産屋さんに直接行き、条件を伝えると希望に合った物件を紹介してくれます。
その場ですぐに内見できることも多いので、お部屋探しの時間をぎゅっと短縮することができますよ(^^)

また、店頭にはインターネットに掲載されていない穴場物件がある場合も!
一度お店に行ってスタッフの人に相談してみると間取りの相談や住みたい土地の知らなかった情報が手に入るかもしれません◎

[手順2] 「入居日」を決める

「入居日」とは「家賃の支払いが始まる日」です。
「入居日」は入居予定日よりもあまり早くしてしまうと、余計な家賃を支払うことになってしまいます!
今、住んでいる賃貸の退去日を確認してから「入居日」を調整しましょう。

入居日の数日あとに退去日を設定することで引っ越し業者の手配や引っ越しの段取りが組みやすくなり、余計な出費をおさえることができます。

退去日のおススメは入居日の3~5日後です。
5日間程度の予備日を作ることで、引っ越し業者さんにその5日間で一番引っ越し代が安い日を提案してくれるからです!
また、繁忙期など引っ越し業者の手配がなかなかできないときのためにも5日程度住居が2重になる日をつくっておきましょう。

[手順3] 「引っ越し日」を決める

入居日が決まったらいつ引っ越しをするか。学校や仕事の都合を考慮しておおまかな日を決めましょう。
※引っ越し日を固定してしまうと引っ越し業者の予約がとりづらくなります。
[手順2]でご紹介したように数日の候補日を設定しておきましょう。

引っ越し日は、入居日と同じ日に設定することもできますが、基本的には引っ越しの当日不動産屋さんに鍵をとりに行くことになるので引っ越し日の当日はかなりバタバタしてしまいます。
どうしても入居日と引っ越し日を同じ日にしなければいけないときは、不動産屋さんに連絡をして前日に鍵をもらっておきましょう。

[手順4] 引っ越し業者の手配

新しい物件の契約が出来たら、引っ越し業者に見積をとりましょう。
引っ越し業者は、全国展開している大手の会社から地方密着型の会社まで様々です。
インターネットでまとめて見積をとれるサイトもあるので、それを利用してもいいですね。

引っ越しの繁忙期である3月~4月は予約がとりづらくなるので、繁忙期に引っ越しを予定している方は、早めに見積もりをとって契約を済ませておきましょう。
遠方ではなかったり、大きな荷物がない場合は引っ越し業者ではなく、自分でレンタカーを手配して引っ越しする方法もあります。
また、家電などの大型の荷物がなく衣服など荷物が最小限の単身引っ越しの場合は宅急便で荷物を送ると引っ越し代の節約になります。

[手順5] 現在住居している賃貸契約の退去日を連絡する

現在契約している物件を「いつ退去するか」管理会社または契約している不動産屋さんに連絡します。

物件によっては退去の連絡を2カ月前に通知しないといけないところも!
ほとんどの物件が退去の連絡通知を「〇日前」や「月末」など設定しているところが多く、連絡後すぐに契約を解除するのは難しいので事前に契約書を確認しておきましょう。

うっかり退去の連絡をし忘れて二重で家賃を支払うことにならないように、遅くても1か月前には管理会社に連絡を!!

その他の手続き
不動産屋さんや引っ越し業者のほかにも、電気、ガス、水道、インターネット、役所関係など手続きするものは意外とたくさんあります。
手続きを忘れてしまうと余分な料金を支払わなくてはいけないことも!

新しい賃貸の契約が決まったら、ライフラインなど契約の解除をしなくてはいけない
項目をカレンダーや紙に書きだしておきましょう。

〉〉〉 1週間前 
[手順6] 段ボールをもらう
引っ越し業者にお願いする場合、引っ越し業者によっては、段ボールやガムテープを無料でもらえる業者もあります。
もらえる段ボールには数に限りがあるので、もしも足りない場合は、ホームセンターやスーパーなど無料でもらえる場所を利用しましょう。

ご成約いただいたお客様には荷物量に応じた梱包資材(ダンボール、ガムテープ等)をお渡しいたします。
荷造り用ダンボール箱最高50箱までハンガーケース5箱まで無料でリース シューズBOX2箱まで無料でリースいたします。
引用元:(http://www.hikkoshi-sakai.co.jp/beginner/)サカイ引越センター

[手順7] 荷造り
荷造りは、普段使っていないものから片づけます。
季節外れの衣服・思い出のアルバムやインテリア雑貨・・・
普段使っていないもの、クローゼットや押し入れの中にたくさんありますよね。

不用品の処分も荷造りと同時に行うと時間の短縮になります◎
段ボールの中に大きいゴミ袋を入れて処分するものを入れるようにしておくと、ゴミも入れやすく部屋がぐちゃぐちゃにならずに荷造りできます◎
余計な荷物を減らすことは引っ越し料金の節約にもなるので不要な荷物はどんどん処分しちゃいましょう♪

使う頻度の高い、水回りのものや、食器、歯ブラシや充電器は引っ越しの前日にサッと入れられるように最低限のものだけだしておきましょう。

〉〉〉 引っ越し前日 
[手順8] 電化製品の運搬準備
引っ越し業者が来た時、すぐに運び出せるように、テレビ・冷蔵庫・洗濯機など大型の家電製品のコンセントを抜いてコードをまとめておきましょう。
コードは養生テープで本体に張り付けておくとほどきやすく運搬時の邪魔にもなりません◎

こんな家電は注意!
冷蔵庫・・・冷蔵庫の中の霜が解けて他の荷物を濡らしてしまわないように、遅くても1日前にはコンセントを抜きましょう。

洗濯機・・・常に水が溜まっている洗濯機もあるので、説明書を確認して水抜きする必要のあるものは事前に水抜きしておきましょう。

運び出すときお部屋がホコリだらけにならないように、コンセント周りを掃除しておくと運搬後の掃除もラクになります◎

〉〉〉 引っ越し当日 

[手順9] 搬出後の掃除
引っ越し業者が荷物を搬出してくれたあとは、今まで使っていた部屋の掃除をしましょう。
荷物搬出後に不動産屋さんの立ち合いチェックが入るのでここは気をぬかずにしっかりと!

[手順10] 新居のカギを受け取る
契約した新居のカギは入居日の当日、不動産屋さんから受け取るのが一般的です。
入居日と引っ越しの日が同じ場合は、事前に不動産屋さんに連絡をして前日までに鍵を受け取っておきましょう。

[手順11] 荷物の搬入
引っ越し業者が搬入した後のトラックの荷台も運び忘れがないかしっかりチェックしましょう。
特に、棚の天板やガラスのテーブルなど薄いものは要注意です!

[手順12] ライフラインの手続き・ガスの立ち合い
新居に入居した当日、またはできるだけ早く電気・ガス・水道の手続きをしましょう。
ガスは業者の立ち合いが必要です。ガス会社に連絡をして開栓手続きをしてもらいましょう。

〉〉〉 引っ越し後 

[手順13] ご近所へのあいさつまわり
生活音だけでなく、引っ越しのときの音で迷惑をかけるかもしれないのでできれば
荷ほどきをする前に挨拶を済ませておきましょう。

挨拶のときは、500円~1000円程度の手土産をもっていくのが一般的です。
挨拶周りは、自分の部屋の上下左右にどんな人が入居しているのか確認することもできるので、1度挨拶へ行って不在の場合でも、曜日と時間を変えて2~3回程度伺いましょう。

[手順14] 荷物の片付け
大型家具を設置してから、使い始める順に荷ほどきをおこないましょう。

①日用品・キッチン用品
②寝具
③今着る衣服
④毎日使わないものを1箱ずつ開けて片づける

ココで要注意!
段ボール箱を手当たり次第あけてしまうと部屋中が段ボールだらけになってしまいます。
毎日使わないものは1箱ずつ片づけて、部屋が作業途中の段ボールだらけにならないように気をつけましょう。

[手順15] 各種住所変更などの手続き
市役所での転出届け・転入届けのほかに、運転免許証やマイナンバーの住所変更をしましょう。
平日にしかできない手続きもあるので、仕事の休みを調節しておきましょう。

まとめ

初めての引っ越しはわからないことだらけ。
引っ越しの手順を確認しながら準備を進めていくことで大きなトラブルを防いでスムーズに引っ越しすることができるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

引っ越し