引っ越しにかかる費用の【総額】はどのくらい?
引っ越しをお考えのみなさん、
実際にかかる引っ越しの費用って総額でいくらかかるんだろ?
と不安になったことはありませんか?
引越しのためにいくら準備したらいいのかお悩みの方に、
今回は、単身での引っ越しと家族での引っ越しにかかる費用の総額を詳しくご説明いたします!
- 引っ越しにかかる費用の総額と内訳は?
- 一人暮らしの引っ越し費用の総額は?
- ファミリーでの引っ越し費用の総額は?
- まとめ
1.引っ越しにかかる費用の総額と内訳は?
引っ越しをお考えのみなさん、引っ越しにかかる費用の「総額」把握していますか?
引っ越しはお金がかかるんだろうな。。。と高額な費用がかかるイメージはあるものの、
漠然としていて実際どのくらいお金がかかるのか不安な方も多いのではないでしょうか。
一般的には、
引っ越しにかかる費用の総額は、家賃の6倍~13倍といわれています。
6~13倍といっても、
家賃6万円の物件であれば、6倍で総額36万円、13倍で総額78万とかなり大きな差があります。
引っ越しにかかる費用ってやっぱり高額ですよね...
引っ越し費用の総額に差があるのは、
賃貸物件を契約するときの初期費用や引っ越す時期によってかかる費用が大きく違うからです。
逆に言えば、
賃貸契約するときの交渉や引っ越すタイミングを調整することで引っ越し費用を上手に抑えることができるのです!!
では、高額な引っ越し費用の内訳はご存知でしょうか。
費用の内訳を把握することは引っ越し費用の節約に繋がりますので、きちんと把握しておきましょう。
【 引っ越しにかかる費用の内訳 】
①引っ越し代
⇒引っ越しは引っ越し業者に依頼するだけでなく、自分でレンタカーを借りて引っ越し作業をしたり、荷物がもっと少ない場合は、宅急便で送るという方法もあります。
そのなかでも一番費用がかかる引っ越し業者に支払う料金の内訳は・・・?
「移動距離」「荷物の量」「梱包資材代」「エアコン取り外し料金・その他不用品処分代」「人件費」で決まります。
時期(繁忙期の3~4月・平日・土日など)やプラン(単身パックなど)によってお得に引っ越しできる場合も多々あります。
引っ越し業者は悩んでしまうほどたくさんあるので、一括見積サイトで事前に下調べをしておきましょう。
②物件代
⇒不動産屋さんとの間で交わす契約に関する費用
「敷金」「礼金」「仲介手数料」「前家賃」「火災保険料」「鍵交換費用」「消毒料」
など、物件契約時、解約時の物件にかかる費用が一番高額ですが、交渉次第で「礼金」をゼロにしてもらえたり「仲介手数料」を安くしてもらえることもあるので引っ越し費用の節約をするにはこの項目を削減できるように不動産屋さんに交渉してみましょう。
③家具・家電購入代
⇒冷蔵庫・ベッド・洗濯機・炊飯器・電子レンジ・照明・エアコン・テレビ・ガスコンロ・カーテン・テーブルなど
大型家具を購入する場合は、部屋の長さや扉の向きを把握してから購入しましょう。
④日用品購入代
⇒タオル・食器・お箸・洗剤・調理器具・お鍋・包丁・まな板・やかん・トイレットペーパー・物干し竿・ランドリーバスケット・トイレ用掃除ブラシ・掃除道具・ハンガー・ゴミ袋など
引っ越しの時、お部屋にモノが溢れかえってしまうと片付けをするのも大変です。
一度に購入せず、必要なものから少しづつそろえていきましょう。
⑤現状回復費
⇒今まで借りていた賃貸を解約するとき、入居時と同じ状態に戻すための修理費用
(タバコのヤニで変色した壁紙・傷がついてしまったフローリングなど)
いままで借りていた不動産屋さんに支払う料金となります。
現状回復費のほかに、ハウスクリーニング代も必要となってきます。
敷金がほとんど戻ってくる場合もある?
住んでいた期間が長くなればなるほど、経年劣化によってお部屋のクロスや設備の「価値」が低くなるため、現状回復費がかからずハウスクリーニング代を差し引いた敷金が戻ってくる場合もあります。
⑥その他にかかる費用
・物件探しへ行くための交通費
・旧居の解約日までの家賃
・新居へ行くための交通費用(電車・車のガソリン代など)
・お隣の住民の方へのあいさつ用手土産
では実際、一人暮らしとファミリーでかかった引っ越し費用の総額はどのくらいでしょうか。
一人暮らしの引っ越し費用の総額は?
例えば…
・市内5km範囲の引っ越し
・旧居(家賃60,000円1K )→新居(家賃¥80,000 1DK)
・敷金・礼金 各1カ月
―内訳-
①引っ越し代…30,000円
②物件代…250,000円
③家具・家電購入代…50,000円
④日用品購入代…10,000円
⑤現状回復費…30,000円(敷金以上の修繕費がかかった場合のみ)
⑥その他にかかる費用…10,000円
総額 380,000円
一人暮らしの単身引っ越しの場合は、大型の荷物が少なく衣服や生活用品もひとり分と少ないので、
1Rマンションで家賃6万円の場合、総額で40万円程度見込んでおきましょう。
※実家から引っ越しをする場合は、⑤原状回復費は必要ありません。
3.ファミリーでの引っ越し費用の総額は?
例えば...
・市外100km範囲の引っ越し
・旧居(家賃 ¥100,000 1LDK)→新居(家賃 ¥120,000 2LDK)
・敷金、礼金 各1カ月
―内訳-
①引っ越し代…70,000円
②物件代…600,000円
③家具・家電購入代…150,000円
④日用品購入代…20,000円
⑤現状回復費…30,000円(敷金以上の修繕費がかかった場合のみ)
⑥その他にかかる費用…30,000円
総額 900,000円
ファミリーでの引っ越しは、子供の人数分の部屋数が必要となったり人数分の衣類や雑貨・デスクなど荷物がかなり多くなるので、費用もうんと高額になります。
ただし今使っている日用品や家具・家電製品を使うでのあればこれらの項目費も抑えることができるので上記の金額よりも数万円安く引っ越すことができます。
※ご自宅を購入されていてなおかつ、転勤などで別の地域にお引っ越しをされる場合には、自宅のローンの支払いもあるので、その分もしっかり計画にいれて準備しておきましょう。
4.まとめ
引っ越しにかかる総額は、引っ越しをする人数、引っ越し先までの距離、家賃、引っ越し時期と業者によってかなりの幅があります。
引っ越しの資金は一人暮らしの場合は40万円程度、
ファミリーの引っ越しの場合は、90万円程度の費用を準備しておくと安心です。
転勤や学校進学など引っ越さなければならない時期が決まっているときに、“まとまった資金を準備できない”からといって引っ越しを先延ばしにするわけにはいきません。
最近は、クレジットカードで引っ越しの初期費用を支払うことができる不動産屋さんもあるので、契約する不動産屋さんがクレジットカード払いができるかどうかを契約する前に確認しておきましょう。
一人暮らしの引っ越し、ファミリーでの引っ越しどちらもとても大きな出費となるので、計画的に準備を進めて時間と資金に余裕を持った引っ越しができるといいですね。