家賃のクレジットカード払いで、マイルは効率的に貯まる?ポイントや注意点を解説

近年はキャッシュレス決済の普及やポイントサービスの拡大により、いわゆる「ポイ活」が身近なものになっています。日常の支払いを工夫することで効率よく貯められる仕組みの一つがマイルです。なかでも支払い額が大きい固定費は、マイルの貯まりやすさに大きく影響します。

とはいえ、家賃でマイルは貯められるのか、具体的な方法や注意点がわからないという人も多いでしょう。この記事では、家賃でマイルを効率的に貯める方法や仕組み、注意点などをわかりやすく解説します。

そもそもマイルはどのように貯めている人が多い?

マイルを貯める実践方法(独自調査)

マイルを効率よく貯めたいと考えたとき、「実際に周りの人がどうやって貯めているのか」は気になるポイントです。予想だけで判断すると、遠回りな方法を選んでしまいかねません。

そこで今回は、マイルを意識的に貯めており、かつ賃貸住宅に住んでいる20〜50代の男女101名を対象に実際にどのような方法を実践しているのかを調査しました。ここでは、その結果をもとに、どの手法が主流なのかを具体的に見ていきましょう。

クレジットカードで食料品・外食などを支払っている人が57.4%と最多

調査の結果、最も多かったのは「クレジットカードでの食料品・外食などの変動費の支払い」で、57.4%が実践していることがわかりました。過半数の方が、日常の買い物をカードにまとめられていました。

この方法は特別な手間がかからず、日常の支出をそのままマイル獲得につなげられる点が利点です。なお、2位は「光熱費や通信費といった固定費のクレジットカード払い」で、40.6%でした。

効率を高める第一歩として、誰でも取り組みやすい手法が選ばれている傾向です。

ポイントサイトの活用やポイ活も一定数存在

一方で、「ポイントサイトの活用」が41.6%、「ポイントからマイルへの交換」が36.6%と、いわゆる陸マイラー的な手法も一定数存在しています。単純なカード決済だけでなく、ポイントを経由してマイルに変換するルートを活用している人も多い状況です。

この方法はやや手間がかかるものの、還元率を高めやすい特徴があります。そのため、ある程度マイルに慣れてきた人ほど取り入れている可能性が高いと考えられます。効率を追求する層と、手軽さを重視する層で方法が分かれているともいえるでしょう。

日常支出で貯めている人が大半

今回の調査では、マイルを貯めるために実践している方法として最も多かったのが「食費や買い物費といった変動費のクレジットカード払い」で57.4%、次いで「光熱費や通信費といった固定費のクレジットカード払い」が41.6%でした。

両方またはいずれかを実践している人は全体の約7割にのぼり、日常の支出を活用してマイルを貯めている人が大半であることがわかります。この結果から、マイルは「飛行機に乗って貯めるもの」ではなく「生活費で貯めるもの」という認識が広がっていることがわかります。

そのなかでも特に金額が大きい家賃をクレジットカード払いにできるかどうかが、効率を大きく左右するポイントです。日常支出の延長として家賃を取り込めるかが、マイルを効率的に貯めるうえでの分岐点になります。

マイルを効率的に貯めるなら家賃のクレジットカード払いがおすすめ

家賃のクレジットカード払い状況(独自調査)

次に「家賃のクレジットカード払いについて、あなたの現在の状況を教えてください」と設問で調査した結果、以下のような結果となりました。

現在、家賃をクレジットカードで支払っている:48.5%

カード払いに切り替えたいが、まだ始めていない:3.0%

合計すると51.5%が家賃のカード払いを前向きに捉えているうえ、約半数が実際に利用していることから、関心の高さがうかがえます。一方で、「管理会社・物件が対応していない」と回答した人は17.8%と、環境面の制約も見られました。

家賃は毎月発生する固定費の中でも支出額が大きく、カード払いに切り替えることで安定的にマイルを積み上げられる点が魅力です。食費や光熱費などの支出と比べても獲得量に差が出やすく、効率を重視する場合は優先的に取り入れる価値のある手法といえます。

条件が整っている場合は、まず検討すべき選択肢といえるでしょう。

クレジットカードで家賃を払うと、どのくらいマイルが貯まる?

家賃をクレジットカードで支払う場合、還元率1%の場合、家賃6万円であれば年間約7,200マイル、家賃10万円であれば年間12,000マイルが貯まる計算になります。毎月の支払いがそのまま積み上がるため、安定してマイルを増やせるのが特徴です。

たとえば、国内線の特典航空券は区間にもよりますが、片道でおおよそ5,000〜8,000マイル程度が目安です。そのため、家賃でマイルを貯めるだけで、片道〜往復分をマイルで賄える可能性は十分あるでしょう。

家賃のクレカ払いができない場合は、「家賃決済代行サービス」の利用がおすすめ

今回の調査では「管理会社・物件がクレジットカード払いに対応していない」と回答した人が17.8%と一定数存在しています。条件によって、家賃をクレジットカード払いにできないケースも少なくありません。

こうした場合でも、家賃決済代行サービスを活用することで、クレジットカード払いに切り替えられる可能性があります。仕組みとしては、決済サービス会社がカードで決済を受け付け、大家さんの口座へ現金で振り込んでくれるというものです。

ただし、対応条件や振込タイミング、手数料はサービスごとに異なります。数%の手数料が発生する場合もあり、還元率だけで判断するとコストが上回る可能性があります。

そのため利用する際は、手数料と還元率のバランス、決済サービスの対応条件(利用できる物件・振込タイミング・上限など)を基準に判断することが重要です。このように、単純に「カード払いにするかどうか」ではなく、「どのサービスを選ぶか」によって結果が大きく変わる点を踏まえて判断することが重要です。

「家賃決済代行サービス」としておすすめしたいのが「クレカリ賃貸」です。クレカリ賃貸は、物件がクレジットカード払いに対応していない場合でも、利用者がカードで支払いを行い、サービス側が大家や管理会社へ振り込む仕組みを提供しています。

一度手続きを行えば毎月自動で家賃の支払いが行われるため、振込の手間を防げます。また、賃貸だけでなく初期費用や更新料の支払いにも対応しており、まとまった支出にも活用できます。

家賃でマイルを効率的に貯めるためのコツ

家賃でマイルを貯める場合、やみくもにクレジットカード払いにするだけでは効率は上がりません。実際に何を重視すべきかを把握したうえで設計することが重要です。ここでは「家賃でマイルを貯める際に重視するポイント」について調査した結果をもとに、具体的なコツを解説します。

マイル還元率の高いクレジットカードを選ぶ

家賃をクレジットカードで支払っている人を対象にした調査では、「マイル還元率の高さ」が最も重視されていることがわかりました。実際に家賃をクレジットカードで支払っている人のうち75.5%が「非常に重視する」と回答しており、優先度の高さが明確に表れています。

たとえば、還元率0.5%と1%では、家賃10万円の場合で年間6,000マイルもの差が生まれます。さらに、航空会社提携カードやボーナスマイルが付くカードを選べば、同じ支払いでも効率は大きく変わります。

そのため、年会費の有無だけで判断するのではなく、「最終的にどれだけマイルが貯まるか」で比較することが重要といえるでしょう。

決済サービスごとの手数料と条件を比較する

家賃のクレジットカード払いを検討する際は、「マイルへの移行に関する費用」を必ず確認しましょう。

クレジットカードによっては、貯めたポイントをマイルへ移行する際に年会費や条件が設定されている場合もあります。これらも含めて、実際にどれだけマイルを貯められるかを確認する必要があります。

また、家賃決済代行サービスを利用して家賃を支払う場合、「家賃決済代行サービスの手数料」の確認も欠かせません。家賃決済代行サービスでは、カード決済の利用に対して数%の手数料が発生するケースがあります。

たとえば、家賃10万円で還元率1%のカードを利用する場合、年間利用額120万円に対して約12,000マイルが貯まりますが、家賃決済代行サービスの手数料が3%の場合、毎月3,000円、年間で36,000円のコストになります。

ただし、マイルは使い方によって価値が変わるのが特徴です。特典航空券に交換した場合、1マイルあたり2円〜3円以上の価値になるケースもあるため、結果的に手数料以上の価値として回収できる可能性があります。

そのため、単純な還元率やコストだけで判断するのではなく、各手数料の内訳と最終的な使い方まで含めて判断することが重要です

手続きの簡便さで選ぶ

家賃のクレジットカード払いは継続利用が前提となるため、利用方法や手続きの簡便さも重要な判断基準です。手続きが複雑な場合、設定ミスや管理の手間が増え、途中で利用をやめてしまう原因になります。

今回の調査でも、家賃をクレジットカードで支払っている人のうち、家賃でマイルを貯める際に「手続きの簡便さ」を非常に重視すると答えた人は57.1%にのぼり、半数以上が手続きのしやすさを重視していることがわかりました。

また、家賃決済代行サービスを利用する場合、申し込みから利用開始までがオンラインで完結するか、毎月の支払いが自動化されるかを確認することが重要です。振込日や金額の管理が複雑なサービスは手間が増えるため、できるだけシンプルな仕組みを選ぶと継続しやすくなります。

このように、決済サービスとクレジットカードの両方で手続きの負担を確認し、無理なく続けられる仕組みを選ぶことが重要です。

家賃でマイルを貯める際の注意点

家賃でマイルを貯める際はメリットだけでなく、事前に把握しておくべき注意点もあります。実際に取り組んでから気づくと、思わぬデメリットにつながる可能性もゼロではありません。ここでは、調査結果をもとに、特に見落としやすい内容を解説します。

クレジットカードの利用上限に影響するケースがある

今回の調査でも、家賃をクレジットカードで支払っている人のうち、「カード利用上限への影響」を「非常に重視する」と回答した人は40.8%となっており、一定数が強く意識しているポイントであることがわかりました。

家賃は毎月数万円から10万円以上になるケースも多く、クレジットカードの利用枠を大きく消費します。たとえば、利用限度額が30万円のカードで家賃10万円を毎月支払う場合、それだけで常に約3割を占めることになります。他の支払いが重なると、限度額に達して決済できなくなるリスクもゼロではありません。

また、カードによってはマイルの獲得条件や移行条件が異なる場合もあるため、利用限度額とあわせて確認しておくと安心です。対策としては、利用限度額を引き上げたり、家賃専用のカードを分けたりする方法が有効です。特に複数の支払いを1枚に集約している場合は、想定以上に利用枠を圧迫しやすいため注意しましょう。

物件や管理会社の条件によって利用できないケースがある

今回の調査では、「家賃のクレジットカード払いについて、あなたの現在の状況を教えてください」という質問を101人に実施したところ、「管理会社・物件がクレジットカードに対応していない」と回答した人が17.8%にのぼり、環境面の制約は無視できないことがわかりました。

また、家賃のクレジットカード払いが可能な場合でも、利用できるカードが指定されているケースもあります。また、途中から変更できない場合もあるため、事前確認が重要です。対応していない場合は、決済サービスを活用する方法もありますが、手数料や条件が発生します。

こうした制約を踏まえたうえで、実際の環境で実現可能かを確認することが重要といえるでしょう。

家賃をクレジットカード払いで貯められるマイルのシミュレーション

家賃をクレジットカード払いに切り替えた場合、年間でどれくらいマイルが貯まるのかを試算した結果が以下です。マイル付与レートは代表的なカードの公式情報をもとにしています。

月額家賃別・年間マイル獲得目安(参考値)
月額家賃 還元率1.0%(一般カード) 還元率1.5%(高還元カード) JALカードCLUB-A
7万円 約8,400マイル相当 約12,600マイル相当 約8,400マイル相当
10万円 約12,000マイル相当 約18,000マイル相当 約12,000マイル相当
15万円 約18,000マイル相当 約27,000マイル相当 約18,000マイル相当

※実際の付与マイル数はカード会社・特約店・キャンペーンにより変動します。決済代行サービスを利用する場合は所定の手数料が発生します。

家賃を活用してマイルを効率的に貯めよう

マイルは飛行機に乗るだけでなく、日常の支出を活用することで効率よく貯められます。なかでも家賃は支払い額が大きく、クレジットカード払いにすることで年間数千〜1万マイル以上の差が生まれる可能性があります。

一方で、物件の対応状況や手数料、カード利用上限など事前に確認すべきポイントもあります。こうした条件を踏まえたうえで、自分にとって最適な方法を選ぶことが重要です。日常の固定費をうまく活用し、無理なくマイルを積み上げていきましょう。

こうした家賃のカード払いを実現する方法として、「クレカリ賃貸」の活用をご検討ください。物件がクレジットカード払いに対応していない場合でも、カード決済後にサービス側が大家や管理会社へ振り込む仕組みにより、間接的にカード払いを実現できます。

一度手続きを行えば毎月自動で支払いが行われるため、振込の手間を減らしながら賃貸をカード決済に集約できることが特徴です。さらに、賃貸だけでなく初期費用や更新料の支払いにも対応しているため、まとまった支出で効率よくマイルを貯めることが可能です。

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