引っ越しに必要な手続きとは?一覧でまとめてみました!(チェックシート付き)

引っ越しのときに必要な手続きには、大家さんへの退去の連絡から新居を借りるときの必要書類の提出のほかに、あれこれやるべき手続きが約10~20項目。人によっては30項目もの手続きをしなければならない人も。
そこで今回は、引っ越しのときの大切な手続きを漏らさずおこなうためのチェックリストを用意しました!
新居探しや荷造りでバタバタしているときにも手続きを漏らさないためにぜひ活用してみてください(^^)

  1. 引っ越しが決まったら1番はじめにする手続きは?
  2. 引っ越しの前にする手続き
  3. 引っ越しのあとにする手続き
  4. 引っ越しの手続きのとき注意したいこと

1.引っ越しが決まったら1番はじめにする手続きは?

引っ越し先が決まってまず最初にする手続きは【今住んでいる賃貸の解約手続き】です。

賃貸の解約手続きを忘れてしまうと2重で家賃を支払わなくてはならないので大きな出費となります。
ここは絶対に忘れてはいけません (笑)
かならず引っ越し予定の1か月以上前には不動産会社に連絡をしましょう。

私は引っ越しのとき、手続きする項目がたくさんありすぎて、なにを忘れているかも忘れてしまっている状況でした・・・( ゚Д゚)
そうならないために、引っ越しが決まったらやらなくてはいけない手続きを引っ越し前と引っ越し後に分けて一覧にしてみました!

2.引っ越しの前にする手続きリスト

●新聞購読の解約
新聞購読は1か月単位、1年単位で契約していることがほどんどなので、早めに解約の連絡をしておきましょう。

●駐車場の解約手続き
賃貸物件と同様、駐車場の管理会社に1か月以上前には解約の連絡をしましょう。

●住民票の変更
市役所で引っ越しの2週間前から手続きができます。
転出届けをもらったら記入後、転入届と一緒に新居の市役所で手続きを行います。
※引っ越し先が同じ市役所管轄地域の場合は転出届けの手続きをする必要はありません。

●インターネット回線の引っ越し手続き
契約しているプロバイダやNTTへ連絡して引っ越しの手続きしましょう。

●郵送物の転居・転送手続き
郵便局の窓口や「e転居」サイトで手続きができます。
郵便局では届け出をしてから1年間は旧居に届いた郵便物を新居に転送してくれるサービスがあるので手続きは忘れずに!

●電気・ガス・水道の使用中止の手続き
【電気】 引っ越しがきまったら早めに契約している電気会社に電話、もしくは電力会社のホームページから手続きをします。
【ガス】 引っ越し予定日の1~2週間前にガス会社へ連絡、もしくはホームページから手続きをします。
※ガス閉栓作業は立ち合いが必要です。
【水道】引っ越し予定日の1週間前までに今住んでいる地域の水道課へ連絡しましょう。

●銀行の登録住所変更
銀行口座を引っ越し後も使いたい場合は必ず銀行窓口で住所変更の手続きを行いましょう。

●印鑑証明の廃止手続き
新居が他の市区町村の場合は、旧居管轄の市役所で登録していた実印の登録を廃止しておきましょう。
新居管轄の市役所で新たに住所を登録するために、こちらも忘れずにしておきましょう。

●粗大ごみの処分
・一番長い一辺が30㎝を超えるもの
・木製・金属・プラスチック製品
上記のものは粗大ごみとなります。
粗大ごみの回収は、住んでいる自治体・引っ越し業者・不用品回収業社のいずれかに連絡をして早めに処分しておきましょう。
※不用品回収には手数料がかかる場合もあります。

●スマホの住所変更
携帯料金の請求書などが送られてくるので、早めに携帯電話会社の店舗もしくはWEBサイトで住所変更の手続きを行いましょう。

3.引っ越しのあとにする手続き

●転居・転入届け
他の市区町村に引っ越しをした場合は、転出届けをした際にもらった「転出証明書」をもって新居管轄の市役所で「転入届け」の手続きをしましょう。
※同じ市区町村の場合は、引っ越し後14日以内に「転居届け」をだしましょう。

●ライフラインの開栓手続き
【電気】
初めて電気を使用するときは、ブレーカーのスイッチを「入」にすれば電気を使うことができます。
引っ越し作業が落ち着いたら、新居の管轄である電力会社へ連絡をして「電気の開始手続き」をしましょう。
【ガス】
ガスを開栓するときは、電気・水道とは違いガス会社の方の立会いが必要です。
引っ越しの1週間前までには、新居を管轄するガス会社へ連絡をして立ち会い開栓日のスケジュールを立てておきましょう。
【水道】
水道の使用は、電気と同じく元栓を開けばすぐに使うことが出来ます。
新居の玄関や郵便ポストに「水道使用開始申込書」ハガキがあるので、必要事項を記入して、ポストへ投函しましょう。

●マイナンバーの住所変更
市役所で転居届・転入届と一緒に手続きします。
手続きの際は、マイナンバーカード・マイナンバー通知カード・身分証明書・印鑑などをもって

●クレジットカードの住所変更
カードの明細や新しいカードが、きちんと新居に届くようにクレジットカード会社に登録している住所も変更しておきましょう。

●旧居の火災保険の解約手続き
新居で同じ火災保険に加入しない場合は、新居に引っ越しをしたあと旧居の火災保険を解約しましょう。

<その他のいろいろな手続き>

・パスポート
→パスポートは住居が変わった場合でも住所変更の手続きをする必要はありません。
ただし、結婚などで本籍の都道府県が変更になった場合は、パスポートセンターでの申請が必要です。

・ペットの住所変更手続き
【手続きする場所:市役所、手続きできる期間:引っ越し後30日以内】
犬や猫などのペットを飼っている場合も、法令に基づき住所の変更手続きを行いましょう。

・免許証の住所変更手続き
【手続きする場所:新居管轄の警察署、または運転免許センター、手続きできる期間:引っ越し後「すみやか」に】

・車庫証明、車検証の登録住所の変更手続き
【手続きする場所:車庫証明(警察署)車検証(運輸局)、手続きできる期間:引っ越し後15日以内】
車をもっている方は、引っ越し先での「車庫証明」が必要となります。
手続きの際は、住民票・印鑑が必要です。お忘れなく!

転校の手続き
【手続きする場所:市役所(教育委員会)、手続きできる期間:決まりはない(なるべく早い時期に)】
→学校が小学校、中学校、高校によって手続きは異なります。また、公立が私立によっても変わってくるので、事前に「教育委員会」へ問合せをして準備しておきましょう。

4.引っ越しの手続きのとき注意したいこと

引っ越しのときの手続きの中には、免許証の住所変更や書庫証明など印鑑や住民票が必要な場合もあるので、
転入届けの手続きを行うとき、一緒に住民票を複数枚発行してもらいましょう。
また、新しい住所を覚えていなくて困る場合もあるのでいつでも確認できるように住民票のコピーを
もっておくのも便利だと思います◎
引っ越しの手続きの中には申請期間が限られているものもあるので、自分に必要な手続きを把握して早め早めの手続きを行いましょう。

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