クレカの支払いを滞納してしまったら?リスクや対処方法

クレジットカードをお持ちの方、ご自身の「支払日」はちゃんと覚えていますか?
支払日を勘違いしていたり、土日や祝日で日にちがずれてしまったり、
利用金額が思ったよりも高くなりすぎて引き落とし金額が足りなかった、なんてこともあります。

支払日に引き落としができなかった場合、支払うべき料金の「滞納」とみなされてしまいます。

クレジットカードは大変便利なものですが、仕組み上クレジットカード会社とご利用者自身の「信用」がベースとなっています。
滞納はその信用問題に関わります。
また、滞納が続くことでブラックリストに登録されてしまいます。

一般的に言われている「ブラックリストに載る、登録される」とは、
「自身の個人情報に事故情報が記載される」ことを指します。
こうなってしまうと、今後新しくカードを作る事が出来なくなるほか、住宅ローンなどが組めなくなってしまいます。

クレジットカードの滞納は絶対に避けるべきではありますが、
うっかり忘れてしまったり、支払いがかさんでしまいどうにもならない状況もあります……。

滞納してしまった時はどうすればいいのか、対処方法やリスクを詳しくご紹介します!

どこからが「滞納」になるの?

クレカ支払いの滞納はいつ、どの時点で判断されるのでしょうか。

そのままですが、「カード発行時に定められた支払期日」を過ぎると滞納になります。
支払日はクレジットカード会社によって違います。(10日、15日、20日、月末etc.)
支払日を過ぎてしまうと、翌日から「滞納者」です。注意しましょう。
原則的に支払日に「引き落としができない」と判断されると、その日からクレカの利用制限が課せられるので、カードを利用することも出来なくなります。
支払期日を勘違いしているだけだとしても、気づかずにお店でクレカを使おうとすると使用停止になっていたりします。
これは本当に恥ずかしいです・・・。

滞納してしまった期間が1~2日程であったり、クレジットカード会社からの電話に出る、滞納後にしっかりと対応、支払いを行うことができれば、
重度の滞納者と判断されることはありません。
しかしこれを3回、4回と繰り返してしまうと、信用情報に傷がつく場合があります。
「すぐに払ったからいいじゃん」とは思いがちですが、
ベースは「信用」であり、利用した分は「期日内に必ず支払うもの」です。
カード会社は甘くないので気を付けましょう……(;o;)

滞納したあとの支払期限は?

カード会社により対応が変わりますが、その日中に再度引き落とし処理が行われたり、後日再度引き落し日が設けられ、処理している会社もあります。期日が明示されている場合は

その日までに自身の口座に入金、もしくは指定口座に振り込みをします。

基本的には滞納日が数日過ぎると、カード会社から「いつまでに支払いが出来るのか?」の確認の連絡がきます。

この時、怖がってスルーは厳禁です。クレジットカード会社からの電話連絡は必ず出ることにしましょう。連絡が来るということは、本当に「支払う気があるのか?」の確認でもあります。電話に出て支払いする気があると意思表示しておくといいでしょう。

遅延損害金を請求されることも!

延滞を繰り返してしまうことで、支払いが遅れたことに対する「延損害金」を請求されることがあります。

遅延損害金の金利はカード会社により異なり、14.5%~19.9%になります。
これに滞納している日数が加算されていきます。

延滞額×遅延損害金利率÷365日=1日の延損害金

仮に滞納した金額が50,000円で利率が15%だった場合
50,000円×0.15÷365日=1日あたり約20円加算されます。

※具体的な金額の計算例を追記
(例) 仮に滞納した金額が100,000円の場合、~~日間で~円、~~日間で~円となります。

カード会社のカスタマーサポートセンターなどに連絡すると詳しい金額を教えてくれるので、気になる方は連絡してみましょう。

滞納してしまった時の対処方法は?

クレカの支払いを滞納した事に気付いた時はすぐにカード会社に連絡を入れましょう。
カード会社から連絡がきたり、再度引き落とし日を待つのではなく、自分から連絡することが大事になってきます。
例えば仕事で納期日に間に合わない時でも、前もって上司やクライアントに連絡したほうが、後々面倒になりませんよね。

自身の都合で支払いが遅れたり、支払金額がどうしても払えない場合でも一度カード会社に連絡をいれて、
「いつまでに支払います」「支払い方法の見直し」の相談をしたほうがいいでしょう。

まとめ

クレカの支払いを滞納し続けると住宅ローンなど組めなくなってしまうので、支払期日を守るのはもちろん、滞納した後も迅速に対応するようにしましょう。
最悪の場合、強制解除される可能性もありますのでお気をつけください。

何枚もクレカを持っているならば、引き落とし口座を同じにしておいたり、給料日後に引き落としされるように設定しておくことをおすすめします。

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